AmazonPrime劇場版ダウントン・アビーあらすじ感想

AmazonPrimeVideoアマゾンプライムで視聴可能な映画「劇場版ダウントン・アビー」のあらすじ感想です。

 

イングランド北東部にある大邸宅「ダウントン・アビー」に国王夫妻が訪れることになった。一家と使用人たちは興奮気味に国王夫妻を迎える準備をするが、王室の使用人たちが先乗りしてダウントン・アビーの使用人たちを隅に追いやってしまう。そんな中、国王暗殺を企てる者が現れてトムに近くが、メアリーと協力して国王狙撃を阻止する。
アンナら使用人らはあれこれ画策して王室の使用人たちに対抗、彼らを追い出すことに…

 

Downton Abbey Trailer #1 (2019) | Movieclips Trailers

感想

約5年間・6シーズン続いた人気テレビシリーズの1年半後の設定で制作された映画です。お馴染みのキャストばかりでなんだかうれしい。国王狙撃計画とか、トーマス・バローの逮捕など事件があるにはありますが、最終的に皆がハッピーで終わって良かったです。

 

ドラマのシリーズが長かったこともあって登場人物はそりゃもう多いのですが、シリーズ中キャラを丁寧に掘り下げて描いているので、おかげでどのキャラも愛着があるというか、失態したり失言しても「あぁ、この人ってこういうとこあるもんね〜」と知り合いでもあるかのようにどんな事も温かい目で見守れるという。

 

バイオレット役のマギー・スミスさんもお元気そうで、そのことだけだけでも嬉しくなります。初めてマギーさんに注目したのは映画「眺めのいい部屋」からですが、最初に見た時から”小うるさいおばさんだけど実は世話好きでいい人”とインプットされてしまったようです。このドラマ・映画でも安定の存在感でした。結構相手にグサッと言ったり失礼な面もあるのですが、マギーさんの表情豊かなお茶目っぷりが嫌な所を打ち消してしまうようです。ちょいちょい毒があるイザベルとの掛け合いもまた面白い。

 

 

今回はトムの活躍が目立ちました。一家とも馴染んで自分の居場所を見つけ、更に他の人にもバランスよく気を配りサポートしたり助言して人々を助けます。ルーシーとのやりとりはやや唐突ではあるものの、明るい未来が築けそうでこちらも良しと。

 

全員がハッピーなんだろうなと見続けていましたが、終盤、突然トーマスが逮捕。うわ、一悶着あるのか?意気投合しているように見えた王室使用人のエリスにはめられた?
今までのドラマ展開だと、こういう時のトーマスは落ちるところまで落ちてひねくれて気の毒なのですが、この映画だと…ハイ、釈放されました!しかもエリスはカミングアウト、トーマスのことが好きみたい。

 

思えばドラマでのトーマスは当初クソ意地悪く、とことん嫌なやつで、一時はトーマスが出るだけで拒否反応をおこす事もありました。しかしドラマではそんなトーマスの人生や葛藤がたびたび描かれていて、徐々にその原因を知るうちに同情したり同調したり。映画ではハッピーになれそうでトーマス良かったよ!

 

アンナたちは王室使用人を追い出しちゃったり、部屋から出られないようにしたりとダウントン・アビーチームの健闘はなかなかでしたが、強引過ぎてちょっとこれはどうだろうみたいな感じは無きにしも非ず。アンナは一家にはすごい忠実なんだけど、そのほかの外部の人にはとことん非情なんですね。敵に回してはいけないタイプの人です。

 

ドラマでもそうでしたが今回の映画は更に、使用人たちの立場が強い。ロバート・コーラ夫妻とメアリーは使用人に偉ぶらない方だとは思いますが、あれ対等?みたいな場面ばかりで使用人が使用人に見えなかったりして。
他にモールズリー は相変わらずのテンパリドジっぷりだし、ラストちょいの出演でしたがメアリーの夫ヘンリー役のマシュー・グード(Matthew Goode)は2枚目だったし、ダウントン・アビーを見続けていた人たち皆が納得の終わり方ではないかなと思いました。


撮影期間は2018年8月末から2018年11月。緑濃い自然と移りゆく秋の気配、真っ青な空と薄い雲がかった秋空、自然と調和してどの角度からも映えるダウントン・アビー邸が本当に美しいです。

 

映画ダウントン・アビー
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