Huluあらすじ感想, ボーントゥキルhuluフールー, ボーン・トゥ・キル

あらすじ

看護師の母と16歳の少年サムは母子家庭。忙しい母のために朝食を作ったりと優しく思いやりのある彼は、学校でも成績優秀。ある日スクールバスでいじめに遭っていたオスカーを助けて友人になる。父親は死んだと聞かされて育ったサムは、記憶にない父親を英雄だと思い込み作り話を披露する。だが、実の父親は殺人の罪で刑務所にいることを知って…


TRAILER | Born To Kill | Available On All 4

感想

見応えがありました。48-49分の全4話ですが、最初はいい子に見えたサムの優しげな笑顔が途中から怖く思えてきます。何をしても平然と笑いを絶やさないサムが恐ろしい。主演のサムはジャック・ローワン(Jack Rowan)、1997/2/18生まれのイギリス人です。最初見た時に見覚えがあると思いましたが、すぐに思い出しました、ドラマ「ピーキーブラインダーズ (Peaky Blinders) 」で、ジプシー・アベラマ ゴールドの息子ボニー役でした。


俳優さんがブレイクして、過去の出演作をチェックしてみると、大抵その作品を見たことがあるけど思い出せないか、出てたっけ?とあんまり印象に残らなかったりしますが、ジャック・ローワンは「ピーキーブラインダーズ 」でしか見たことがないのに、すぐに”あの人!”とわかりました。それだけインパクトが強かったといえます。ボニーは一見大人しそうな無口な少年ですが、ボクシングがめちゃくちゃ強いという役でした。


実際ジャックはアマチュアボクシングの試合で何度も勝っていて、夢は世界チャンピオンだったそうです。どおりであの動きは本物だったんですね。ちなみに時系列でいうと「ボーン・トゥ・キル」が先で、そのあとに「ピーキーブラインダーズ 」の撮影をしたそうです。


ボーン・トゥ・キル僕が人を殺すとき
channel4

この優しそうな少年が豹変していく、というか持っていた素質が段々と表に出てくるのですが、サム役のジャックがもう見事です。サムは平気で嘘をつき、物を盗み、人を傷つけます。そんなサムの変わりように動揺する母親ですが、そんな彼女もまたサムに長年嘘をついています。母親の嘘が分かっているのに、敢えて何も聞かないサムの表情に背筋が凍る思いでした。そして終盤。ついに憧れだった殺人者の父親に刑務所に会いに行くサム。父親もまたサムには伝えていない、本当の目的があるのですが、サムはそのことを知る由もありません。


衝撃の最後は…そうか、そうなのか!衝撃ではありますが、それがサムにとって一番良かったんじゃないかと納得の終わりかたでした。謎解き/サスペンス好きの方は是非見てみて下さい。