NetFlixドラマ映画 あらすじ感想レビュー

Netflixで視聴可能なドラマ「ビカミング・ア・ゴッド(On Becoming a God in Central Florida)」のあらすじ感想です。

 

1992年、フロリダ郊外。
安い賃金で働く主婦クリスタルは夫トラヴィスと乳児の家族3人で慎ましく暮らしている。夫トラヴィスは2年前に断酒会の集まりで"FAM"ビジネスに勧誘され、それからというもの見違えるように意欲的に"FAM"にのめり込むようになった。そんなトラヴィスに戸惑いつつも応援するクリスタル。たが、トラヴィスが不幸な事故で突然亡くなってしまう。生活を立て直すために奮闘するクリスタルだったが…

ON BECOMING A GOD IN CENTRAL FLORIDA (2019) – Official Trailer

92年が舞台ということでファッションも楽しめます。
クリスタル役はキルスティン・ダンスト。今までの役柄では見たことがないようなはっちゃけ振りで振り幅広いな〜と思いました。

 

ここに登場するFAMビジネスというのは日本でいうねずみ講とマルチ商法を合わせたようなもので、勧誘した人たちに物を売りつけていき、その新会員となった人が新たに別の人を勧誘することで増殖していきます。自分の下につく人が多ければ多いほど階級が上がっていくのですが、時にはノルマを達成すべく上層部には売れたと報告するものの、実は自腹を切っていたというようなことも多々あるようです。

 

夫トラヴィスがまさにそれをしていて、死後たくさんの在庫が山積みで途方に暮れるクリスタル。しかし家のローンと乳児を抱えて立ち止まっているわけにはいきません。ここからのクリスタルがすごかった!

 

 

同じ職場で働く、人の良いアーニーを勧誘すべくあの手この手を使ってFAMに引き込みます。アーニー一家はいい人たちなので巻き込まないで欲しかったですが、人の弱みにつけ込んじゃうというか弱ってる時にスーッと引っ張られてしまったのかアーニーもFAMに加入してしまいます。新たな使命感に燃えて生き生きと活動するアーニーですが、FAMを優先するあまり仕事をやめて家族とも亀裂が生じます。

 

クリスタルの夫トラヴィスもアーニーも労働者から抜けたい、家族にいい暮らしをさせたい一心から始めたはずなのに知らず知らずのめり込んでいきます。一種の洗脳状態のようなものなのでしょう、次第にFAMの思想に傾いていき家族からの助言にも耳をかさず孤立していってしまいます。

 

Netflix

とにかくクリスタルのバイタリティとアイデアがすごくて、上司にも対等に突っかかって猛進する姿は見ていて気持ちがいい。勤め先のパークの上司にもアイデアを売り込み、トラヴィスの上の階級であるコーディまでも手玉に取り、FAMトップにも怯むことなく直談判しに行きます。かっこいい。

 

立場が逆転してクリスタルに尽くすコーディ役はテオドール・ペルラン(Theodore Pellerin)。テオドールさん、初めて見た時はヒョロヒョロしていて神経質っぽかったのでちょっと受け付けない感じでしたが、慣れてくるとなぜか役柄と相まってかかわいく見えてくる。
ちなみにカナダのケベック生まれとのことですが、フランス系のようです。
背は高そう?キルスティンさん(170cm)がヒールを履いてもテオドールさんの方が高かったので大きいなとは思いましたが、なんと188cmだそうです。

 

クリスタルにいじめられても暴言を吐かれてもめげないコーディ、クリスタルが大好きでどこまでもついていく姿に応援したくなっちゃう。心酔していた創立者のオビーにも最後ガツンと言えて見直したわ〜。

 

最終話、FAMから抜けることを決意したクリスタルですが、、、いや辞めてない。というかFAM乗っ取っちゃった&パークの経営者という成功者に登り詰めたクリスタル、すごい!おめでとう!

 

続編のシーズン2は決定していましたが、コロナの影響で(コロナ感染防止策にかかるコストなどなど)打ち切りになってしまったようです。続き見たかった。非常に残念です。
いつでもいいから続編いつか作って欲しいな。

 

○キルスティンさんが出演しているMV。名曲です↓https://youtu.be/jjnmICxvoVY